結論:違いは主に“追加の樹脂脚2本”の有無。5ピンは安定しやすいが、基板側が3ピン穴だと干渉するので事前確認が必要。
理由(3点):
- 5ピンは追加の樹脂脚で位置決め・安定性が上がるとされる
- 基板(PCB)の穴仕様が合わないと物理的に刺さらない
- 対処(脚を切る等)は可能でも、作業ミスのリスクがある
互換チェック表/比較表
| 項目 | 3ピン | 5ピン | 判断のコツ |
| 脚の構成 | 金属2+中央樹脂1 | 金属2+樹脂3(追加2) | 側面に樹脂脚があるか |
| 安定性 | プレート依存 | 比較的安定しやすい | プレート有無で体感差 |
| 互換 | 5ピンPCBに可 | 3ピンPCBは要確認 | PCB穴/商品仕様で判断 |
| 対処 | — | 脚カットで3ピン化可(注意) | 安全に自信がないなら避ける |
購入前チェックリスト
- 手持ちPCBが3ピン対応か5ピン対応か仕様で確認した
- ホットスワップなら“対応ピン数”を確認した
- 合わない場合の方針(別スイッチを買う/加工する)を決めた
- 加工するなら工具と安全手順を理解した
- 予備スイッチを用意できる(失敗保険)
FAQ(5つ)
Q. 5ピンの方が必ず良い?
A. 必ずではない。基板とプレート構成次第。
Q. 5ピンを切って大丈夫?
A. 可能とされるが、破損リスクがある。自己責任で。
Q. ホットスワップで注意する点は?
A. ピン曲げ・差し込み角度・対応ピン数。
Q. 3ピンは不安定?
A. プレートがあると問題になりにくい場合もある。
Q. 初心者はどっち?
A. まずは自分のPCB仕様に合うものを優先。
