結論:互換チェックはこの順番でOK
キーキャップの互換性は、次の順番で確認すればほぼ迷いません。
- 配列(ANSI/ISO/JIS)
- キーサイズ(u)(特に右下段・スペース周り)
- ステム(MX互換クロスが基本)
- プロファイル/干渉(北向き×Cherryなど)
5分で判定する手順(これだけ見ればOK)
- 自分のキーボードが ANSI/ISO/JIS のどれか確認
- 右下段・スペース周りの uサイズ を確認(足りないキーが出やすい)
- スイッチが MX互換クロスステム か確認
- 使いたいキーキャップの プロファイル を確認
- 「北向きLED」などで 干渉しやすい組み合わせ がないか確認
互換チェック表(最重要)
| チェック項目 | OK条件 | NG例 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| 配列 | 手持ちと同じ(ANSI/ISO/JIS) | JISにANSI用セット | JIS対応セット/無刻印/不足キー追加 |
| キーサイズ(u) | 必要uが揃う | 右下段やスペース周りが不足 | 不足キー単品追加/一部純正を残す |
| ステム | MX互換クロス | 独自ステム | 対応キャップ/対応スイッチを選ぶ |
| プロファイル | 干渉しにくい | 北向き×Cherryで擦る場合 | 別プロファイル(OEM/XDA等)/干渉対策 |
よくある失敗(買う前に読む)
- 「配列が違う」 → 足りないキーが出る(特にJIS)
- 「uサイズを見てない」 → Shiftや右下段が合わない
- 「干渉を知らない」 → 擦れて戻りが渋い・音が変になる
購入前チェックリスト
- 配列(ANSI/ISO/JIS)を確認した
- 右下段・スペース周りのuサイズを確認した
- スイッチがMX互換クロスステムか確認した
- 使うキーキャップのプロファイルを確認した
- 干渉リスク(北向き×Cherry等)を理解した
- 足りないキーが出た場合の方針(無刻印/追加購入/純正混在)を決めた
関連記事
まずはここ(初心者向け)
互換でつまずく所(失敗しやすい)
- キーキャップ互換性の調べ方
- JIS配列のキーキャップ互換
- 北向きLED×Cherryプロファイルの干渉
- ANSIとISOの違い
- PBT/ABSキーキャップの違い
- ダブルショットと昇華の違い
- キーキャップの高さで打鍵感は変わる?
- 分割スペースの互換
道具/メンテ(周辺)
FAQ
Q. 刻印が合わないだけなら使えますか?
A. 物理的に付くなら使えます。問題は「見た目」と「押し間違い」なので用途次第です。
Q. まず失敗しない買い方は?
A. 「自分の配列対応」と明記されたセットを優先し、uサイズ不足がないか確認してください。
Q. 無刻印キーキャップはアリ?
A. 不足キー対策として有効です。記号キーの迷いが増える点だけ注意です。
Q. 干渉って何が起きる?
A. 擦り音、戻りの渋さ、引っかかりなどが起きる場合があります。組み合わせ依存です。
Q. この記事の結論は?
A. 配列→uサイズ→ステム→プロファイル/干渉、の順で確認すれば失敗が激減します。
まとめ(次にやること)
迷ったら「不足キーをどう埋めるか」を先に決める
まず 配列 と uサイズ を確認
次に ステム と 干渉 を確認
